社会保険労務士 通信教育 比較

 

社会保険労務士 通信教育 比較

社会保険労務士は、毎年8月の第4週に認定資格試験が行われる、労働にまつわる業務のエキスパートである。

 

労災、保険の申請手続き、企業の給与計算の監査、労働時間の調整、雇用にまつわるアドバイス、構成員の精神的ケアのアドバイス等労働にまつわる福利厚生、財務の事務方を司り、雇用主と共に従業員の利益を守っていく役目を果たしている。

 

労働基準法などの法令に精通し、行政書士、司法書士、弁護士などと共に法を持って人権を擁護する法律家の側面も併せ持つ職務である。

 

純銀台に金箔をはった徽章にはプラチナの「SR」がデザインされているが、これは社会保険労務士の「し」と「ろ」を各々ローマ字で書いたときの子音である。

 

社労士、労務士と略されることが多いが、その業態は企業に雇用されて給与計算などの業務にあたる勤務社会保険労務士と事務所を構えて相談に乗る開業社会労務士という2種に分かれる。

 

また、労働争議の解決にあたる権限もあるが、その場合は特定社会保険労務士として認定を受けねばならない。

 

国家資格であり、主管は厚生労働省。法を扱う専門職であるので受験には厳しい条件が設定されている。

 

大学・短大および専門学校修了、国の定める法人、例えば、労働組合役員としての実務経験が3年以上あること、指定国家資格(看護師、行政書士、司法書士など)の所持などが挙げられ、狭き門である。

 

資格試験に合格しても2年間の関連する実務経験がなければ、社会保険労務士と名乗ることはできないが、代わりに全国社会保険労務士会連合会が実施する事務指定講習を受ければ同等以上の経験を有するものと認められる。

 

例えば、試験に合格してすぐ開業したい場合で実務経験がないときは、この事務指定講習を受講することで短期で開業することが可能になる。

 

 

次に、試験内容について。
試験問題は諸労働法、保険にまつわる常識などのジャンルから出題される。

 

とにかく、出題範囲は広いのが特徴で、膨大な法律から出題されるため、満点を取ることは不可能で、合格ラインの7割を確実にクリアする勉強方法が必要になる。

 

社労士試験の学習には専門学校、専修学校の講座を受講することが多いが、
通信機器の発達により、通学講座中心から、

通信教育で学習し合格する受験生も増えてきている。 

 

私が合格した10年ほど前は通学講座で合格するケースが大半で、その割合は軽く8割を超えていたように思う。
通信で合格したのはわずか1割ほどで、独学に至ってはほとんどいなかった状況だった。

 

ところが時代は変わり、
講座も教室で聴くよりも自宅や移動中のスマホなどでも手軽に再生できる時代になった。

 

教材も、テキスト学習だけではなく、動画授業やスクーリングなどが充実した講座が多く、働きながら学びたい人に人気がある。
中には受験の悩みに答える相談を無料で行ってくれるところもあり、サポート体制が充実している。
 
通信機座といえば、添削問題が自宅に送られて回答して送付する形式は、一昔前の話になりつつある。

 

このサイトでは、

 

実際にいくつかの社労士通信講座の資格学校に資料請求し、受講しなくともお得な情報がゲットできるところや、オススメの通信講座などを紹介していく。