社労士資格と合わせて取りたい資格
社会保険労務士自体、合格率が高くなく取得が難しい資格であるのだが、就職活動を有利に進めたい、もしくは事務所を開きたいので顧客にアピールできるポイントが欲しいという人は、他の資格取得-ダブルライセンスにも挑戦してみるとよいだろう。
ただし、どんな資格でもそれなりに勉強しないと合格しないうえ、同時進行で勉強すると知識の混同につながるので社労士の資格を取ってから次の資格の勉強を始めた方がよい。
取る資格は、今の自分の身の丈に合わせるのではなく、将来どんな仕事をしたいのかを基準に選定をするべきである。
保険の業務を強化したいのならファイナンシャルプランナー等の資格を取得すればよいし、法律関係の業務を強化したいのならば行政書士を、福祉系統に強くなりたいのならば社会福祉士、介護事務等の資格を取るとよい。
パソコンや語学のスキルも仕事の間口を広げるためには必須項目だ。
特にアウトソーシングなどが進み、労働者の国籍も多様化してきたので英語は取得しておいた方がよい。
また、実際にすぐに収入に結び付くものではないが、カウンセラーなど心理学系の教養も身につけておくとよい。
問題を解決するには依頼者その他の訴えを的確に聞きとる必要がある。相手の身体に触れながら話すなど心理学には相手に自己開示をさせるテクニックがいくつもある。
人間関係を上手に保ち、ストレスのセルフマネンジメントをできる事業主のもとには自然と顧客やスタッフが集まるものである。
何を学ぶかを通信講座のパンフレットで調べるのも生涯学習の楽しみのひとつであるので意欲的に挑戦したいものである。
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