社会保険労務士 通信制大学

社労士の通信制大学って?

多くの通信教育のサービスとは趣をまったく異にするものの、社労士の受験資格取得に役に立つであろう制度に各大学の通信制クラスがある。

 

社労士の受験資格には、いくつかの規定がある。

 

学士(大学卒業)もしくは、必修科目の履修証明または、国の指定する教育機関で単位を取得するというルートがベーシックな手法なのだが、諸般の事情で中卒、高卒や大学中退までの学歴しか持っておらず、職歴など他条件を満たしていない場合は、受験資格の取得から始めなければいけない。

 

以前ほどの偏重傾向は無くなったが、職歴を積むにも学歴がいるのが日本の社会であるので、実務経験で受験資格を得るのはとても難しいと言える。

 

行政書士は学歴不問の資格であり、合格すれば社会保険労務士法の規定によって社労士への道も開けるので取得を目指す人も多いが、基礎学力がない状態での取得は難しい。

 

そんな時に頼りになるのが通信制の大学の講座である。

 

通常の大学と同じように履修すれば、学士号を取れる上に法科、社福学科も選択できる。

 

佛教大など通常の大学が講座を開いているケースと放送大学等通信専門の大学に分けられ、学費がおおむね安く(数十万で済む)高卒資格があれば書類選考を受けられるので入学しやすいそうだ。

 

その高卒資格もない場合は、高等学校卒業程度認定試験(旧大検)もあるので、
学歴が低いからと言って社労士資格の取得を諦める必要はない。

 

ただし、いずれの方法も忍耐と根気がいり時間がかかるという事を忘れてはらならない。
通信制大学の中途脱落者が多いのもまた事実である。

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